2018年3月9日金曜日

2月28日(水) ピンクシャツデー


いじめのお話にみんな真剣な顔つきになりました
ピンクシャツデーとは、カナダであった実際のお話がきっかけとなり、2月の最終水曜日に設けられた、いじめについて考える日のことです。

ピンクのものを身に着け、いじめ反対の意思を示す運動が各地で行われており、この日東戸塚小キッズの子どもたちもいじめについて考える機会を持ちました。

こんな物語が実際にあったんだね
ピンクシャツデーを迎える前に、今回の運動のきっかけとなったお話を紙芝居で話しました。子どもたちは真剣なまなざしで静かにお話を聞き、お話しを聞いたあとは数人のお友達が手を挙げて「ピンクの色は別に男の子の色・女の子の色と決められているわけじゃないから着ていても変じゃないと思う」「誰かがいじめられていたら一緒にやめてって言ってあげたい」といったような感想を言ってくれました。
たくさんの言葉が集まりました

それからピンクシャツデー当日まで、人から言われたら「嬉しい言葉」と「悲しい言葉」それぞれをカードに書いてもらい、それらを掲示しました。

「嬉しい言葉」には「ありがとう」「大丈夫だよ」「大好き」といった言葉が見られ、多くの子どもたちがカードを書き、掲示された言葉を見て、落ち込んでいるお友達がいたらどういった言葉をかけられたら嬉しくなるか、自分はお友達を悲しくさせるような言葉を投げかけていないか、考える機会になりました。

ピンクのものを身に着けて「いじめ反対!」
ピンクシャツデー当日にはピンクの服を着ているお友達やピンクのハンカチ・筆箱などを持ってきているお友達が多くみられました。全てのいじめ問題の解決は難しいものがありますが、こういった小さなことからいじめの芽を摘み、いじめについて考え、いつか世界からいじめがなくなればと願っています。