2018年8月18日土曜日

8月14日(火) 平和について考える


815日は終戦記念日です。その前日に本の読み聞かせを行い、平和について考える時間を持ちました。あまんきみこ氏作『ちいちゃんのかげおくり』を読み、子どもたちは静かにお話を聞くことができました。
戦争があった頃のお話ってどんなのだろう?

身体が弱くても戦争に行かなければならなかったお父さん、空襲から子どもたちを守ろうとしたお母さん、爆弾から逃げようとしたとき転んで血を流したお兄ちゃん、家族と離れてひとりぼっちで命を落としたちいちゃん、何も罪のない人たちが戦争によって苦しみ、命を落としました。子どもたちは、今戦争が起きて家族と離れてしまったらどうなるか、家族が亡くなってしまったらどう思うか、戦争をなくすためにはどうすれば良いか、それぞれ考えました。
静かにお話を聞いています
 また、お話を聞いての感想や、平和や戦争についての考えを紙に書いてくれたお友達もいました。「二度と起こらないでほしい」「今の平和があるのは戦争で戦ってくれた人がいるからだと思う」などの感想が集まりました。
平和について考えました

広島や長崎に原子爆弾が落とされた日や、戦争が終わった日がいつなのか分からないお子さんがほとんどでしたが、これを機に平和について考え、こういった悲しい歴史を記憶に残し、戦争のない世界を築いていってほしいと思います。