2019年3月2日土曜日

2月27日(水) ピンクシャツデー


ピンクシャツデーとは、世界的に行われているいじめ反対運動のことです。2007年、カナダの男子学生がピンクのシャツを着て学校に登校したところ、いじめに遭い、それを聞いた他の学生がピンクのシャツを着ていじめ反対の意思を示し、自然といじめがなくなったという出来事から、「ピンクシャツデー」という日が出来ました。この日、キッズクラブでもいじめについて考える時間を持ちました。
静かにお話を聞いてくれました
ピンクシャツデーのきっかけとなった出来事を紙芝居形式で子どもたちにお話をし、いじめに関する意見をみんなで話し合いました。「どういうことがいじめにつながるかな?」という質問に、「相手が嫌な気持ちになるようなことをする、ということ」と素早く手を挙げて発言してくれるお友達もいました。
また、その後全員でお話の感想やいじめをなくすにはどうしたら良いか、いじめられている人がいたらどうするか、などについて紙に書きだしてもらいました。子どもたちが書いた紙を模造紙に貼り、教室の中に掲示をしたところ、子どもたちは興味深そうに他の人が書いた意見を見ていました。
いじめについて一生懸命考えています
その日の外遊びの際に、ついお友達に強い言葉を言ってしまった子に対して、「それはいじめにつながるんだよ!やめようよ」と注意してくれている光景も見られました。子どもたちの中にも、人の気持ちを考えることの大切さやいじめのない世界を作ることの重要さを理解した様子がありました。
いじめをなくすぞ!おー!!
ピンクシャツデーは、2月の最終水曜日に行われていますが、この日だけではなく、常に他人を思いやる気持ちを持てると良いと思います。世界からいじめがなくなりますように!